学校図鑑

2017.05.18

2017年5月18日 成蹊中学校 入試報告会

今日は成蹊中学校の入試報告会に2名で足を運びました。西武新宿線武蔵関駅より20分ほど歩いて到着しました。初夏の陽気が気持ちかった反面、これからの真夏の暑さに気が重くもなるような道中でした。実際に通学するには西武柳沢駅からバスを用いるのが良いでしょう。

 今日の説明会は
 1、校長挨拶・1年間の実績報告
 2、進学状況の報告
 3、出題・採点担当者からの報告(国語、算数、理科、社会)
 4、入試実施状況(受験者数増減)と来年度の予定
 5、広報イベントの案内
という運びで行われました。

 この成蹊中学の説明会を終えて私が率直に抱いている印象は、選択肢が多い学生生活を過ごすことができるのではないかということです。みなさんご存知のように、成蹊学園には、小学校、中学校、高校、大学まで1つのキャンパスにまとまっていますが、いわゆる“大学付属校”という進学状況でなく、実際に成蹊大学に進学するのは毎年徐々に減少傾向にあり、2017年は20パーセントほどだそうです。しかし、成蹊大学の推薦枠を80パーセントの生徒が保有していることから、学生一人ひとりが未来の自分像に思いを馳せながらより多くの選択肢を持って進路を決めているのだと想像することができます。
 また、偏差値や知名度だけで進学先を選ぶことのないよう様々な分野から知的好奇心を刺激する企画が述べ126もあり、ワンキャンパスの利点を十二分に活かした企画はとても面白いと思いました。中3×大学ゼミという企画では自分の勉強が最先端の役に立っているというワクワク感を生徒が持つことにより、能動的に取組んでいるとの説明を受けて目からウロコでした。
 高校受験勉強を免除された中高一貫校生の中3の秋という時間を自分の興味・関心の方向性を見出し、自分で希望の進路を切り拓いていくための機会を十分に与えることに割くことは非常に有意義であると確信し、そこに私学の醍醐味があるのではないでしょうか。あの大学は偏差値が高いから、就職に有利だからという視点のみで進路の舵をとるのではなく、個性に合った進路教育をしており、また客観的に見た実績も申し分ないほど有名大、難関大が並んでいて素晴らしい環境だなと思いました。

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