転塾をお考えの方へ

ジャングルジムは毎年さまざまな塾からの転塾生を受け入れております

ジャングルジムは開校以来、毎年のように様々な塾からの転塾生を受け入れております。

このページでは大手塾から転塾してきた過去のジャングルジム生が実際にどのように中学受験をしていったのかということと、私どもが考える中学受験の転塾について、大手塾と比較した際のジャングルジムの特徴等についての情報をまとめていきます。

転塾という決断

大手塾からジャングルジムのような小規模個人塾に転塾するということは、何か大海原に投げ出されてしまうような大きな不安を感じることと私どもは思っております。

確かに、知名度であったりブランド力、全体の合格実績等ではジャングルジムはとても大手塾に歯が立たないということは重々承知しておりますが、私どもはそもそもそれらの点で大手塾と競争をしようと思っておりません。

ただ、皆様に知っていただきたい点が1つあります。それは私どもが必然的に彼らに優っている点といえます。

それは、“目の前の生徒が幸せな中学受験を完遂できるか否か”についての執念、情熱です。

いきなり精神論的なことを主張するあたりがTHE・個人塾といったところかとは思いますが、これについては大手塾とジャングルジムのような地域に密着した個人塾の仕組みの違いを端的に表しています。

大手塾は莫大な広告宣伝費を背景に拡大の一途を辿っており、合格実績という面についても数千名単位の受験生が作り出したものとなっておりますので、上から順番に記載すればそれは壮観なものとなります。
最難関校の合格実績はしばしば大手塾同士の比較がなされ、それによって“勝った負けた”というような評価が毎年のようになされています。
ある最難関校対策クラスの講師は以前こう言っていました。
「この教室からは10人は開成中学校に受かるだろう。でもそれが誰なのかはわからない」

これは大手塾というものの規模の大きさというものと、受験生本人とその家族にとって中学受験がいかに大きなイベントごと(勝負ごと)なのかということとのアンバランスを端的に表したものなのではないかと私どもは考えております。

私どものような小規模個人塾にとっては、塾生ひとりひとりを大人数の中の一人として扱わないことで、“どれだけ満足していただけるか”ということが最も重要なポイントとなっており、地域での評判というところが最大の関心ごととなっております。
これは、言い換えれば最難関校の合格実績を軽視しているのではないかとも言えますが、正直に申し上げて、先述した重要なポイントに比べれば合格実績という点は重視しておりません。
仮にジャングルジム生が最難関校へと合格・進学したとしても、本人とご家族の誰かが満足した受験ができなかったと思ったとしたら、私どもにとってはこの仕事は失敗に終わってしまったということとなります。

一人ひとりを手厚くサポートするということについて、ジャングルジムが大手塾に引けをとるようになってしまったら、既にジャングルジムという塾は存在していないと言ってもいいのではないかと思っております。

これはお子さまの成績の比較であったり、学習に臨む姿勢などの変化からご家族の皆様もきっとわかっていただけるのではないかと自負しております。
また、少人数でやっている故に合格総数では劣る面があるかもしれませんが、合格率というところにつきましてはジャングルジムの入試結果は素晴らしいものであると、卒業生の保護者様や同業者の皆様からお褒めの言葉を頂戴しております。

大手塾とジャングルジムの違い

大手塾は画一化したカリキュラムにより、講師の力量差こそありながらも校舎によってやっていることに大きな差が生じないようなシステムで進んでいくのかと思いますが、受験生とそのご家族にとって、

①どのような学校を目指しているか
②他にある習い事等の中で生活時間のうちどれだけを中学受験に割けるか
③保護者がどれだけサポートできるか
④その時点で本人がどのくらい受験や勉強に意識が向いているか
などはまさに千差万別・さまざまなのではないかと思います。

それら全てに対応できる塾というものは集団塾ではありません。
全てに対応しようとしたら、個別塾や家庭教師、ドラマでも話題になりましたが親塾などで中学受験を目指した学習を進めていくこととなるのかと思います。

しかし、ジャングルジムは「登り方は人それぞれ」という理念に基づき、なるべく全てのジャングルジム生にとってピッタリと合った塾となるべく挑戦を続けております。

以下、具体例を用いて先に挙げた①〜④についての私どもの考え方・実際に行なっている取り組み等について述べさせていただきます。

①どのような学校を目指しているか
→これについては、一緒に探していくところからスタートすることもあれば、あらかじめ大方決まっている志望校を目指していくということもあります。
ただ、塾の所在地であったり交通網等から考えていくと、莫大な学校群の中から選んでいくということではなく、ある程度絞られた状態で志望校選びはスタートするという側面もあるかもしれません。
ジャングルジムでは科目ごとにクラス分けをしておりますが、その生徒の(現時点での)志望校群というものに応じて授業内容や宿題の“選択”を行なっています。
中学受験には明確に“その学校で出ないもの”というものが存在していて、例えば算数の空間認識能力を問う難問や、理科の力学の複雑な問題、国語では詩のような抽象概念の読み取りと考察、社会では尾根と谷の違いの理解などは出題されない学校がほとんどであり、仮に出題されても“合否には直結しない”問題といえます。
このような、学習内容の取捨選択というものをしていない(できない)のが大手塾のカリキュラム・宿題ということで、これらの合否に関与しない部分もクラス分けテストを乗り切るために勉強しているということは無駄となってしまう場合が多々あります。
ジャングルジムでは算数の基礎に重きを置くクラスで予習シリーズの練習問題は扱いません。しかし、基本問題と例題・類題レベルを重点的に行うことで合格点を取ることはできる学校はたくさんあります。予習シリーズの算数の練習問題が宿題となった場合、自力でスイスイとこなせる受験生というのは全体の10%くらいなのではないかと思っております。これでは本人とご家庭の負担が増すだけになってしまいます。
また、大手塾の中には、6年生になるまでどのような学校を考えているかを聞かれなかったということもあると聞きましたが、まずは最終目標をなんとなくイメージしてから学習内容を最適化した上でやるべきことをやっていく、そして徐々にその領域を広げていくということでかなりの無理と無駄を省くことができるものと思っております。
そして、学習が進んでいく上で志望校というものは上(偏差値でいう)に下に、横に移動していくのですが、ジャングルジムでは“志望校の上方修正”をしていく生徒さんが多い印象を受けます。成績が上がっていってこんな学校もあるんだ!行きたい!と前向きに勉強をしていくということが、明るく楽しい中学受験の秘訣の一つなのかなと思っています。

②他にある習い事等の中で生活時間のうちどれだけを中学受験に割けるか
→これについても今まで様々なタイプの卒業生がおりました。特にスポーツとの両立ということで、過去には同じ授業を土日に2回行なったり、生徒たちの習い事等の状況を踏まえてなるべく授業時間と被らないように柔軟に時間割を策定したり、6年生になったら受験一本でいくという方針で4・5年生をハードにやらなかったりなど様々な“作戦”を駆使してきました。中には4年生は塾3:7習い事、5年生は塾4:6習い事、6年生でも塾5:5習い事という配分で中学受験をやり遂げた卒業生もおります。もちろん、中学受験は過熱化し過酷になっています。ライバルたちは小学生のほとんどを中学受験に捧げてきた人たちで、二刀流で臨んでも不利になってしまう状況も多々見られます。
たしかに難関校の合格は受験一本で長い時間をかけて実力を高めていくことが不可欠といえるでしょう。しかし、そのような受験生のスタイルにみんなが合わせなくてはいけないのかというとそのようなこともないのかと私どもは思うのです。
ジャングルジムは1〜3期生は6名、現在では約10名ほどの生徒が1学年の人数となっています。開校当初に比べれば現在は“小回り”という部分は効きにくくなっているのかとも思いますが、“みんなに合わせるためにこちらが汗をかく”という基本姿勢は忘れないように取り組んでおります。
もちろん、受験一本!という方にとってもジャングルジムは心強く、物足りなさを感じないような塾であり続けようと思っております。

③保護者がどれだけサポートできるか
→私自身が中学受験をしていた頃にはあまり見られなかったのですが、中学受験はいつからか保護者のサポートが推奨(強要)されるようになり、書店などでは“親の心構え”に関するハウツー本が並んでおります。我が家の伴走ノウハウをブログ等SNSに公開し、もはやインフルエンサーとなっている先輩ママ・パパもいたり、著名な塾講師が保護者向けに講演会を開いたり伴走ノウハウを提供するオンラインサロンまであるようです。中学受験は親の受験という風潮はもはや当たり前のものとなっております。
しかし、これについても人それぞれで、夫婦共働きの家庭であったり、子どもが反抗期にさしかかり親子バトルが絶えなかったりと一家総出で一緒にということを前提にされても困ってしまうという方もいるでしょう。
ジャングルジムでは授業時間を長くし宿題の量を少なくするなどの仕組み面で、①で述べた無理と無駄を省いていくという姿勢の面、そして、生徒自身が周りから刺激を受けて自らやるようになる少人数集団指導の特徴面で、基本的に学習面での保護者のサポートはなくても受験を乗り切れるように取り組んでおります。
また、保護者の皆様と私どもが綿密に連携を取ることを重視しており、塾・本人・保護者の3点が、本人と保護者の距離が極端に近く塾とは遠い鋭角三角形ではなく、なるべく面積の小さい正三角形を作るように授業ごとに更新されるレポート、随時行う面談やいつでも連絡できる公式LINEなどで連携をとっております。
高校受験や大学受験に比べたら中学受験で保護者の果たす役割が大きいのは承知しておりますが、私どもは中学受験について過度な保護者の介入が前提となるような受験ではないと思っております。

④その時点で本人がどのくらい受験や勉強に意識が向いているか
→小学生諸君は年齢でいうと10歳くらいで、多いに周りの環境に左右される時期であると私どもは認識しております。生まれた時に周りが英語を話していたら英語で日常会話をしていたような状態からまだ年数が経っていない小学生たちが受験に向けてどれだけ主体的に取り組めるかということについては、個人差があるのはいうまでもないのですが、環境による影響というものも少なくはないのでしょうか。
私どもはこういった中学受験の特性を踏まえて、あえて“所沢の中学受験”ということを意識して日々の指導に取り組んでおります。
都区内に比べて受験率の低い所沢市の公立小学校から中学受験を目指すということとなると、どうしても“受験することがレアケース”ということとなるかと思います。平日、1日のうちの大部分を占める小学校の中の雰囲気が受験というものになっているか否か、数値化できないこの雰囲気というものですが、本人の意識の部分に決して少なくない影響を与えているのかと思います。これは代表である私(早川)自身も所沢市の公立小学校から中学受験を目指したという経験からもわかることです。
私どもはこのような小学校の中での塾生たちの姿というものに思いを馳せて、4・5年生の時期に主体的に自ら予定を立てて、苦手なところを中心に勉強してくれといったような過度な要求をしません。ここは豊洲や自由が丘ではないのです。
しかし、4・5年生の時に比較的のびのび過ごした分、6年生になった際のジャングルジム生の頑張りというものはその豊洲や自由が丘を凌駕するものとなっています。
そして、その6年生の頑張りの原動力が、受験まで残り時間が短くなったことによる焦りからくるものではなく、“やればやるほど成績が上がっていくので面白くなっていく”というものであるのが理想といえます。
もちろん、4・5年生の頃からハードな学習を楽しみながら続けていき、6年生になってもそれを継続させていくことがもっとも成果が出るのでしょうし、素晴らしい中学受験といえるでしょう。しかし、その理想を追い求めて結果的に疲れてしまったり、小学生自身が自分のことを否定的に受け止めてしまってはいけません。
次に、精神的に発達している方が中学受験に有利なのか否かというようなことを考えていきたいと思います。
主体的に自ら目標を立て、自分の不得意なところを分析し、積極的に先生に質問をしたりして、時には自分の好きなこと・やりたいことを我慢しながら勉強をして成績を上げて志望校に受かっていく…ということであればたしかに小学生離れした大人っぽさ・落ち着きというものが必要なのかもしれません。よく言われる精神年齢というやつでしょうか。
ただ、このような小学生ばかりが中学受験を志すべきということでは決してなく、ジャングルジムに今まで通って見事志望校の合格を勝ち取った生徒のうち、上記のような大人びた子というのはごく少数派であったように思います。
むしろ、ある種の純粋さのようなものを残している小学生諸君とどうやらジャングルジムの相性はいいように思います。おそらく代表の早川がかなり少年のような雰囲気を醸し出していることが理由かもしれません。
漠とした“自分はここで中学受験をすれば幸せになれるんだ”というような信頼が実際の授業を通してだんだんと具体的にハッキリと現れる像になっていく、このような強固な信頼関係を生徒諸君や保護者の皆様と築けるように、私どもは“生徒第一主義”・“授業第一主義”で日々過ごしております。

私どもは“所沢の中学受験”を十分にわかった上で指導にあたっていくということに加えて、少人数制クラス指導の特性を活かして生徒自身のやる気を芽生えさせられるように授業は楽しく!勉強はハードに!をモットーに取り組まさせていただきます。ご期待ください。

過去問の重要性

中学入試において最後の最後で合格率をグッと上げていくのはその学校で過去に出題された入試問題、すなわち過去問をいかに活用するかということであるというのは、もはや改めて語る必要もないくらいの常識といえます。

しかし、大手塾のほとんどがこの過去問について十分な対応をしているとは言えません。
なぜなら、大手塾は校舎あたりの1学年の人数が多く、また1人あたりが4〜5校の併願校を受けていくという中学受験の特徴から膨大な種類の学校の問題をやらないといけないからです。

では、実際にどのように大手塾では一人ひとりの過去問に対応しているのでしょうか。

○質問コーナーを設ける
○解答用紙を提出させ、添削をし返却をする
○受けない学校の過去問も含めて、宿題にする
○学校別コースにて対応する
○塾では対応をしない(ご家庭や個別指導・家庭教師が過去問対策を行うこととなる)

下から2番目の学校別コースというのは各大手塾が開講する講座で、その学校を目指している受験生を集めて行っているものとなります。
多くがテストによって、受講資格を与える形となっていて、そこでは過去問や予想問題を用いたその学校に特化した対策を行います。

SAPIX、早稲田アカデミー、四谷大塚等が設置する学校別コースの対象校が
開成 麻布 武蔵 駒場東邦 桜蔭 女子学院 雙葉 渋谷教育学園渋谷 渋谷教育学園幕張 慶應義塾普通部 早稲田 早大学院 早稲田実業
栄光学園 灘 海城 聖光学院 浅野 甲陽学院 フェリス 豊島岡女子学園 浦和明の星女子 神戸女学院 慶應義塾中等部 慶應義塾湘南藤沢

などといった最難関校を限定としていて、その他の学校を志望する受験生にとっては質問対応や添削という最低限のサポートこそあるかもしれませんが基本的には各自でやっていくしかないということとなるかと思います。

実は、上に挙げた最難関校の多くが過去問とは似ても似つかない問題を出題する特徴がある学校がほとんどで、真に過去問対応が合否に直結するのは上記以外の難関校・上位校・中堅校の方なのではないかと私どもは思っております。

ジャングルジムでは過去問を“合格への最重要教材”と位置付けており、まだ基礎学力や典型問題への対応力が固まりきっていない状態で安易に過去問を用いた指導は行いません。
また、塾生が各自で過去問に取り組むことは基本的にはできないようになっており、その代わり塾の方で予定の作成・印刷・採点・解説授業・補強教材の準備等を責任持って行っております。

市販されている過去問では収録されていない問題を遡って取り組むこともありますし、似た出題をする学校の問題を活用したりなどと臨機応変に対応することで、偏差値で算出される合格可能性を上書きするような合格を本人に掴み取ってもらうべく最高の過去問対策をご用意しております。

過去の転塾生

1期生(6名) →開校初年度でしたので大手塾からの転塾生はおりませんでした。
2期生(6名) →小5から4名の転塾生が合流しました。
3期生(6名) →小5から1名の転塾生が合流しました。
4期生(10名)→小4から1名、小5から1名、小6から1名の転塾生が合流しました。
5期生(8名) →小5から1名、小6から1名の転塾生が合流しました。
6期生(10名)→小5から7名の転塾生が合流しました。
7期生(12名)→小4から2名、小5から4名の転塾生が合流しました。
8期生(17名)→小4から2名、小6から3名の転塾生が合流しました。

※ジャングルジムへ転塾した後、さらに他の塾に転塾したという生徒は過去1名もおりません

転塾サポート制度

ジャングルジムでは転塾という選択が本人の中学受験を好転させるものであってほしいという願いから以下のような転塾サポート制度を導入しております。
どうぞご活用ください。

○経費の二重納入回避制度
ジャングルジムでは1ヶ月の無料体験入塾制度を設けておりますが、“あらかじめ他塾に授業料を支払ってしまっている”ために動くにも動きようがないというお悩みを持つ方へ、このような制度を設けております。

例)春期から転塾を考えているのだが経費を支払済の場合
・他塾Aの春期の経費(60,000円)を支払い済み→ジャングルジムの春期の経費(89,000円)は差額の29,000円となります。
・他塾Bの春期の経費(90,000円)を支払い済み→ジャングルジムの春期の経費(89,000円)は発生しません

例)5月から転塾を考えているが、5月分の月謝をすでに支払ってしまっている場合
・ジャングルジムの5月分の経費が無料となります(1ヶ月の無料体験)

○カリキュラムギャップへの対応
ジャングルジムでは基本的に予習シリーズのカリキュラムに沿って指導しておりますが、予習シリーズを使っていない塾から移ってくる場合に若干のカリキュラムギャップが発生します。
その際は個別で対応の方を行い、スムーズに新しい環境での学習に移れるようバックアップさせていただいております。

○転塾をしない場合
ジャングルジムの授業を体験してみたけれど、今通っている塾の方が良さそうだと本人もしくはご家庭が判断した場合、いつでも体験授業を打ち切って元の塾に戻れるようサポートいたします。
その際に引き留め等の営業行為は行いませんので、お気軽にジャングルジムってどうなんだろうと、新しい選択肢を試していただければと思います。