学校図鑑
2025.05.24
令和7年5月21日 立教女学院中学校 塾対象学校説明会
今日(5月21日)は立教女学院中学校の塾対象説明会に2名で参加してまいりました。
一昨年も同じ内容を書きましたが、私どもの教室がある西武新宿線の新所沢駅を出発してから、東村山・国分寺・吉祥寺で乗り換えて約1時間の道のりでした。乗り換えが3回と多めなイメージではありましたが、1本あたりの電車に乗っている時間が短いので、それほど移動は苦ではありませんでした。
この学校には現在7期生が通っております。
会は定刻の10時30分に始まりました。
開会祈祷の後、校長浅香美音子先生の「校長挨拶」があり、学校の沿革・創立者・教育目標等の説明が行われました。
2025年度 入試結果
一般 帰国生 立教女・翔
志願者 367 15 67
受験者 349 15 67
合格者 136 8 67
入学者 127 6 67
入学者計 200
過去の入学者数(一般)
2022 2023 2024 2025
募集人員 110 110 120 120
志願者数 300 353 294 367
受験者数 277 334 274 349
合格者数 129 136 129 136
実倍率 2・1 2・5 2・1 2・6
2025年度の合格最低点は234点(300点満点)という極めて高い点数(78.0%)となりました。
2月1日に1回だけ試験を行う学校ですので、第一志望の受験生が多いのが同校の特徴です。
学校側も、第一志望の生徒にたくさん入って欲しいと思っておりますので、過去の入試問題を含め、同校が大切にしていることに想いを馳せながら受験対策をしていくのが合格に必要なのかと我々は思っています。
ご覧いただければ、わかりますが隔年現象が起こっていることがわかります。
この法則だと次年度は、志願者数が300名前後、倍率が2倍ちょっととなるのかと思われますが、2026年度がサンデーショックにあたるのでどうなるだろうというところです。
2026年度の入試は次の通りです。
2026年2月2日(月)
発表・H P 2月2日(月)21:00〜
手続き 2月3日(火)9:00〜12:00
今年は2015年以来11年ぶりのサンデーショックにより、立教女学院の入試の日が従来の2月1日より1日繰り下がって、2月2日となります。
ジャングルジムが開校して以来初のサンデーショックとなるのですが、中学受験者数が少なくなった前回のデータ等はあまり参考にならないものと思われます。
さらに、来年度は明大世田谷の開校なども加えて2月1日の入試がどのようになっていくのか、2日に立教女学院に合格・入学する層が1日にどこを受けていくのかというところが気になるところとなります。
卒業生185名の進路状況
国公立 7名(東大2名、一橋2名ほか)
私立医学部 4名
私立大学 164名
立教 110名
慶應 12名
早稲田 6名
国際基督教 5名
上智 4名
芝浦工業 3名
明治 3名
東京理科 2名
注目すべきは、
・立大の推薦枠は卒業生よりも多くなっている。
・今年度卒業生は、立大を希望した者は全員進学することができた
ということで、この結果は付属校を志望する受験生にとってとても安心感のあるものなのではないかと思います。
最後に入試について各教科の担当の先生より今年度の入試についてと来年度の方針の説明がありました。
今年は各科目の平均点が高く、例年よりも受験生たちが取り組みやすい問題が多かったのかなと思いますが、同校の入試作問のスタイルとして“受験生がどれだけ誠実に受験勉強に取り組んだか”を重視しているというものがありますので、今年は易化したので、次回は難化するだろうと予想するよりも日々の学習をしっかり取り組んでいく方がいいのではないかと思いました。