学校図鑑
2023.09.26
令和5年 6月12日 明治大学付属中野八王子中学校 塾対象 学校説明会
今日は東京都八王子市にあります明治大学付属中野八王子中学校の塾対象説明会に参加してまいりました。
新所沢駅から拝島駅まで電車で行き、そのあとはスクールバスで学校まで連れて行ってもらいました。
電車で30分ほど、バスが20分ほどで到着しましたのでかなりアクセスが良かったと思います。
ジャングルジムでは中学受験での進学者はまだおりませんが、今年高校受験で進学したという生徒がおります。
まずは学校長の林健司先生からのご挨拶からでした。
林先生は就任3年目となります。
建学の精神である質実剛毅・共同自治について、現在はそれを「好きなものを一緒に見つけよう」「チーム明八」という言葉に換えて失敗を恐れず生徒主体で学校行事などを任せてみるという取り組みがされているというお話でした。
また、来年創立40周年を迎えるということで、
・学校名の変更:明治大学付属中野八王子→明治大学付属八王子
・高校のクラス増設:定員を増やして1クラスあたりの人数を少し減らす(8クラスへ)
という変更が予定されているとのことです。
校名の変更については昨年から話題になっていましたが、学校法人は変わらず中野学園であるということとなります。
また、日本学園が2026年から明治大学付属世田谷と校名を改めるということで
明大明治、明大中野、明大八王子、明大世田谷というような付属校のラインナップとなるのかなと思います。
私どもは塾内で明中八王子のことを「なかっぱち」と呼んでいるのでそれも改めなければといったところです。
次に学校生活・進路について入試広報係主任の濱田先生よりお話がありました。
まずは生活時間帯ですが、始業時間が8:45と他校に比べて遅めで、お昼休みの前までに3時間目まで行うというスタイルが特徴的です。
6時間目が終わるのが15:40で帰りのホームルームが終わるのが15:50ということとなっています。
月曜日は5時間で土曜日は4時間となっています。
スクールバスの最終便が18:10となっていることから部活動の時間が他校に比べて少し短くなっているかと思います。
素晴らしいグラウンドなど運動するには随一の環境かと思いますが、長時間できないのが少し玉に瑕なのかなと私は思いましたが、生徒たちは短い練習時間を有効に活用する工夫をして乗り切っているようです。
毎日の積み重ねを重視していますので、朝の小テストを週3〜週4で実施しています。
これらをしっかり取り組むことが最終的に明治大学に推薦されるか否かであったり希望の学部に入れるか否かを決するということは言うまでもないかと思います。
また、一定の学力に達していない生徒は放課後の基礎学力講習など学校のサポート体制はあるとのことです。
学校の授業についていければ明治大学への進学は果たせるということは昨年度の明治大学推薦圏内率92.8%という数字からも理解できるかと思います。
明中八王子の偏差値(第1回入試 男子 80%偏差値)が52
明大中野の偏差値 (第1回入試 男子 80%偏差値)が57
明大明治の偏差値 (第1回入試 男子 80%偏差値)が60
であることを考えると、どうしても出口に差が生じてしまうのではないかといった印象を持たれがちですが、
明中八王子の明大進学率→88.7%
明大中野の明大進学率→81.5%
明大明治の明大進学率→87.8%
ということからみても、遜色ないかと思われます。
また、進路指導についても“明大ありきではない”ということで、自分の興味関心に合わなくても明治大学だからということで押し込むようなことはしていないということは強調されていました。
最後に2023年度入試結果と2024年度募集要項について、入試広報係副主任の芦澤先生よりお話がありました。
高校入試では募集定員が増加したり、一能者を募集したりと変更があるのですが、中学入試では昨年より変更はないとのことです。
また、昨年度の入試について受験者数は全体としては横ばいとなっていながらも男子受験生が減少しています。
このことについて学校では学力下位層が受験をしなかったことが大きな要因として挙げられると分析しています。
全ての入試で入学率が70%を上回ったということからも熱望組が数多く受験しにきているということがわかります。
最後に授業を見学してからバスに乗車して帰りました。
個人的に明中八王子は私の高校サッカー引退の地ということで(国立高校に負けました)グラウンドをみると色々な思いが込み上がってきました。
多様性ということで制服にもさまざまなバリエーションがありました。
頭髪検査等付属校の中では比較的校則に厳しいという印象がありますが、それについても生徒たちとしっかり話し合って時代に即したものとしていくと林校長はおっしゃっていました。