学校図鑑
2025.05.09
令和7年5月7日 本郷中学校・高等学校 入試報告会
令和7年5月7日に東京都豊島区にあります本郷中学校・高等学校の塾対象説明会に2名で参加してまいりました。
この学校には4期生が通っております。
入試報告会は
1 学園構成
2 大学合格実績
3 入試問題作問の傾向と対策
4 入試結果
5 2026年度入学試験について
6 説明会日程・公開行事
の順番で行われました。
昨年より、高校受験で入学した最後の学年が卒業し、中1〜高3まで全員が中学受験を経て入学した生徒たちとなっております。
ただ、募集人数が中1〜高1と高2・高3で異なることから現在の中学での入学者数(クラス数)と卒業生の人数に差が生じることとなります。
ここで、途中でやめてしまった生徒が多いのではと誤解しないよう注意が必要です。
大学合格実績についてはホームページをご覧ください。
進路決定率は77.1%とのことでした。
国公立 31.3%
早慶上理 30.0%
GMARCH 5.8%
その他 10.0%
進学準備 22.9%
が内訳となっております。
この卒業生が中学入試をした2017年の同校の偏差値(四谷大塚80%)が
第1回 59
第2回 62
第3回 63
で
今年の偏差値が
第1回 61
第2回 64
第3回 65
となっております。
第1回試験の倍率は
2023年第1回入試 実質倍率(3.5倍)
2024年第1回入試 実質倍率(2.7倍)
2025年第1回入試 実質倍率(3.5倍)
となっており、第一志望の受験生が多く集まる中で3倍以上の倍率ということでとても厳しい入試だったといえます。
また、繰り上げ合格者が
2023年①3名②6名③4名 計13名
2024年①6名②7名③1名 計14名
2025年①0名②0名③0名 計0名
ということで、今年は1人もいない入試となりました。
この学校は不合格者に対して点数を開示しており、当日19:00には合格点も判明するので、あと○点で合格点だったということがわかった状態で次の試験に挑むことができます。
ここで基準点まであとわずか数点で複数回受験したという受験生は、過去のデータ等を見て10人くらいだったら…という希望を持って電話を待っていたのかと思うとジャングルジム生ではなくても心が痛くなります。
そのような受験生の方が今通っている学校で充実した学校生活を送れていることを祈るとともに、塾としても最後は1点や2点という細かい部分で合否が分かれるんだということを再度胸に刻んで指導していかなくてはと再確認する、そんな入試報告会でした。