学校図鑑
2017.07.12
2017年7月12日 明治大学附属中野中学・高等学校 塾対象説明会
JR中央・総武線、都営地下鉄大江戸線東中野駅から徒歩5分の明大中野の塾対象説明会に行ってきました。
最初は校長先生のご挨拶で、「質実剛毅」「協同自治」の校訓の下で「みんなで仲良く正直に真面目に精一杯努力しよう」を学園の合い言葉にしているとのことです。
次は教頭の今津先生から「学習と進路」についてのお話。中学校の教育は①先取り学習は行わず「みんなでじっくりゆっくり学ぶ教育」を実践し、②全教科をバランス良く履修、③高校に向けた基礎固めの3年間と位置づけ、④多種多彩な「講習」を年間を通して実施しているとのことでした。高等学校の教育は①高校2年次より文系・理系選択、②英・数・国に「演習」を設ける、③中学以上に多種多彩な講習を中心に行っています。そのほか進路指導の一環として、①中高大連携の充実、②キャリア教育があります。
明治大学への内部推薦基準は、高校3年間の定期評価と明大推薦テストをあわせた「総合成績」で判定され約75%が推薦されます。残りの約100名中60〜70名が明大推薦以外で現役で大学進学し、国公立大学に約10名、指定校推薦による進学が約10名います。
続いて入試広報委員長の海老澤先生より「学校生活の紹介」です。大学付属校の利点として、大学受験を気にしなくて良いため、時間的・精神的な余裕が生じ、部活動に熱中できることを挙げていました。また明大中野の特徴として①素直で思いやりのある生徒が多い、②約99%の高い出席率、③男子校ならではの強い絆、④充実したPTA活動の4つが挙げられました。中学は40名×6クラス、高校入試で160名増えて高校は40名×10クラスとなります。
校舎建て替えが着々と進んでおり、中学棟が平成26年8月に、高校棟が28年3月に完成しました。今年9月には共用棟(図書館・食堂等)、11月には第二体育館・講堂が完成予定です。
最後は2018年度入試のお話で、日程等に変更はないとのこと。第1回・第2回に「偏差値」の差はないが、第1回の方が合格しやすいそうです。付属校人気と新校舎の完成、明大中野の動向から目が離せません。