西武新宿線新狭山駅からスクールバスで１０分。西武学園文理中学校の塾対象説明会にいってまいりました。

　校長先生の短いご挨拶の後、広報部課長の宮崎先生から「学校概要」の説明がありました。今年度の大学合格実績等についての説明は一切ありませんでした。今後は「グローバルな視野と２１世紀型スキルを培う」を新しいスローガンに改革を進めていくとのことです。特筆すべきは来年度（現中２）からスタートするグローバルコースの新設です。
　続いて主任の浜田先生からその「グローバルコース」についての説明がありました。「英語が使える日本人」の育成を目指し１学年４クラスのうちの２クラスをグローバルコースに設定するとのことで、中３終了時に英検準２級以上の合格を目指すとしています。それに向けてのさまざまなプログラムが用意されています。特にコースの全員が参加する２１日間の「セブ島短期留学」はすごい企画だと思いました。
　最後に入試広報担当の加藤先生から２０１８年度入試要項についてのお話がありました。従来の教科型入試（４教科・２教科）に加えて、①得意科目入試(算数または英語から１教科を選択)１０名募集、②適性検査型入試２０名募集が新設されます。①については、算数は昨年までの特選クラス入試の中のハイレベル問題、英語は英検４級程度の問題とのことです。②は公立中高一貫校との併願者をターゲットにしたもので主に東京都の生徒向けの入試です。①②ともに基準に達していれば合格者は多く出す模様です。何とも思い切った入試改革だと感じました。従来型の教科入試には変更はありません。