今日は京王井の頭線「井の頭公園駅」徒歩１２分の法政大学中学校高等学校に行ってきました。閑静な住宅地を歩いていくと玉川上水が流れていて、そのほとりの緑豊かな小高い丘の上にこの学校はあります。2007年の共学化に伴い、現在の校名に変更しこの場所に移ってきました。すべての建物が新しく実にきれいです。

　最初は校長先生の挨拶です。「自由と進歩」という法政大学の理念に呼応した「自主自律」の精神を追求し、「付属校だからこそできる、主体的・創造的な人間教育」を目指しているとのことです。
　続いて教育内容について教務担当の先生のお話がありました。「受験のための学習ではなく、大学教育の前提となる基礎的・総合的な学力の獲得」を目指し、「文系・理系に分けず、総合的な学力を」つけさせていくとのことです。多彩な国際交流プログラムが用意されており中学２年生の「オーストラリア語学研修・１０日間（全員）」、高校での「カナダ語学研修・１７日間（希望者３０名）」などがあります。法政大学への内部推薦資格取得者は97.3%に達し、88.2%が進学しました。
　最後は入試について入試担当の先生のお話です。2017年度入試は、出願者数が微増したものの、レベルは現状維持だったとのこと。「付属校人気」は安定的に続いているようです。2018年度入試は変更点なしで、従来通り難問・奇問は出題せず、基礎的な学力を総合的に問うものとなります。①入学者男女比を１:1に近づけるように、正規合格・繰上合格者を決定する②繰上合格に際しては複数回受験を考慮するとのことです。