JR中央線西荻窪駅から徒歩１０分の吉祥女子中学校の塾対象説明会に行ってまいりました。

　最初は校長先生のご挨拶でした。通学時間の話から始まったのは少し驚きましたが６０分超の生徒も半分弱いるとのことです。「社会で必要とされる資質の育成」のために「知的探究心を育む授業」「国際交流」「芸術系教育」「キャリア教育」を柱に指導を進めています。さらにITC教育を人・物事をつなぎ➡︎問題解決・未来を描くために深め➡︎価値・主体を見極めるものと捉えているとのことでした。
　さらに大学合格実績については国公立大学の合格者数が３年連続で８０名以上。さらに文系・理系の割合がほぼ半々ということです。最難関国公立大学は東大・京大・東工大・一橋大・医学部医学科の順に３・３・２・９・１５の計３２名、私大は慶應・早稲田・上智・医学部の順に３７・７９・５０・５９名です。
　続いてDVDの上映で「２０１６年度　吉祥祭ドキュメンタリー」でした。企画・立案から半年、着々と準備を積み上げていく生徒たちのエネルギーに圧倒される内容でした。
　最後は広報部長の先生で、特色と入試についての説明がありました。とても大切な点は「合格と不合格の差はどこで」というお話で、●国語・・・本文中からの抜き出し、●算数・・・大問１の一行問題、●社会・・・地図との対比・並べ替え、●理科・・・基本項目・現場思考、したがって基本から深く考える習慣が大切とのことです。
　２０１７年度入試は、募集人員・実受験者・合格者数・合格最低点(３４０点満点)の順に、第１回１１４名・４６６名・２２５名・２１６点、第２回９０名・４９４名・２０４名・２３４点、第３回３０名・３０７名・４５名・２４０点。２月７日に８名の追加合格がありました。１点に何人もの受験生が並ぶ熾烈な入試です。