東京メトロ・西武小竹向原駅から徒歩２０分の城北中学校・高等学校の塾対象入試説明会に行ってきました。
　最初は校長先生のお話で「城北の教育」について。「人間形成と大学進学」という創立以来の理念を追求するための取り組みについての説明がありました。
　続いて各教科の先生方からの詳細な解説がありました。国語は平成２９年度入試から大きく出題形式を変更しており文章題は小説１題のみです。従来多く出題してきた抜き出し型や選択肢型の問題を減らし、長文記述に加えて短文記述の問題も出題したとのことです。算数は、１回目は「基本から標準レベルで、基本的かつ典型的な問題」、２回目は「標準から応用的なレベルの出題」、３回目は「基本から応用までの幅広いレベルからの出題」をしているとのこと。社会は「基礎問題を確実に解くこと」が何よりも大切で、「地理・歴史・公民分野からまんべんなく得点し、その中で１つないし２つ強い科目があることが高得点に繋がる」との指摘がありました。理科は「実験・観察に基づく問題」「計算力が問われる問題」「グラフ作成、作図、記述問題、スケッチ問題」を出題とのこと。
　次に平成２９年度大学入試結果についてのお話がありました。最難関国公立大学については、東大・京大・東工大・一橋大・医学部医学科の順に、１６・４・１２・７・１１の計５０名。私大は慶應・早稲田・上智・医学部の順に９７・１４２・２６・３３です。
　最後に２０１７年度中学入試の募集人員・実受験者・合格者・合格最低点を列記いたします。
　１回目１１５名・３１９名・１３３名・２０３点、２回目１２５名・５９７名・３４６名・１９６点、３回目３０名・２１５名・４３名・２０５点。