学校図鑑

2017.05.23

2017年5月23日 立教女学院中学校 塾対象説明会

本日は立教女学院中学校・高等学校の塾対象説明会に行ってまいりました。新所沢駅を出発してから、東村山・国分寺・吉祥寺で乗り換えて約1時間の道のりでした。乗り換えが多くて大変なイメージではありましたが、1本あたりの電車に乗っている時間が短いので、それほど移動は苦ではありませんでした。
 
  京王井の頭線の三鷹台駅より徒歩2分ほどで到着しました。約50000平米の約半分が緑地という緑豊かなキャンパスで、とても落ち着いた雰囲気でした。

 今年で創立140周年を迎える立教女学院はその伝統に甘んじることなく、常に次の時代を見据えた教育をしており、生徒中心のカリキュラムにて、学びの先に、未来を描ける人の育成を行っております。
 具体的にはARE学習(Ask Research Express)や卒業論文、生徒会が主体となった自治活動やボランティア活動を通じて、知的で品格のある人間、自由と規律を重んじる人間になるということなどを教育目標に掲げています。
 2017年度の入試結果を見てみると、一般生が111人、帰国生が19人、併設される立教女学院中学校・小から71名が入学しており、3者3様のスタートを切っていることがわかります。しかし、異なった背景で入学してきた生徒たちはすぐにひとつのアイデンティティーを共有して非常にファミリー感が強い仲間となるそうです。
 このファミリーで6年間ともに過ごした高3の進学状況には、唸らざるをえませんでした。2017年度185名の卒業生のうち、立教大学に進学した生徒は101名で残りの83名は他大学を受験しています。進学先はこのようになっています。

慶應義塾、上智、早稲田、ICUといった最難関私立大学や医学部に進学する生徒が多くなっています。もちろん立教大学の姉妹校なので立教大学への推薦入学も多くなっていますが、ここからわかるように立教女学院中学に入学したからといって立教大学に決定というわけでもなさそうです。
 この躍進に校長先生は、2020年の大学入試改革があり、今日でも早めに優秀な学生を確保したい大学側には様々な入試方法があるが、立教女学院は、もともとこのような教育をしているとおっしゃっていました。主体的に様々な経験をしている立教女学院の生徒は面接やプレゼンなどで語ることがたくさんあるのでこのような入試改革は有利だともおっしゃっていました。英語教育にはとりわけ力を入れていて、国際教育と銘打って様々な国内・国外プログラムを通して、世界とつながっている感覚を養成しているということです。立教女学院の生徒はとても英語ができるみたいです。
 中学入試の各教科の傾向と対策においても各教科担当の先生が丁寧に説明してくださりました。
 説明会の終わりには施設・授業見学をさせてもらいました。授業ではネイティブの先生と中1の生徒さんが楽しく英語を学んでいるところや、軽快な音楽に合わせて生徒たちが踊っているところ(立教体操というそうです)を見学できました。施設では荘厳なチャペルや、とても雰囲気のある高校棟の校舎、2014年にできた体育施設では、メインアリーナ、サブアリーナ、トレーニング室に加え、100%UVカット(女子には嬉しい)の屋内プールなどが整備されていました。また、膨大な量の蔵書数を誇る図書室などはまさに、THE 私学という印象です。
 立教女学院=おとなしいお嬢様 のイメージは実際に学校を訪れてみると、それほど感じませんでした。活気に満ちていて、楽しそうにおしゃべりをしたり、大声で笑ったり、生徒の皆さんはとても居心地が良さそうで、冒頭に書きました“ファミリー”という印象が強く残っています。

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