学校図鑑
2017.06.19
2017年6月19日 明治大学附属中野八王子中学高等学校 塾対象説明会
今日はJR五日市線秋川駅からスクールバスで約10分にある明大中野八王子に行って来ました。豊かな自然に囲まれた森の中の学校です。秋川駅までは新所沢駅から50分強で到着します。途中東村山・小川・拝島で乗り換えがあります。
初めは校長先生の挨拶でした。大きな話題として、従来秋川駅から運行していたスクールバスを来年4月から拝島発に変更するとのことです。これはかなり便利になると思われます。また文科省の地方創生の方策の影響で、首都圏の大学に対する定員厳守の規制が強まっているため、各大学で学生数の減少が進んでいます。大学入試改革の大きな流れと相まって、付属校人気はますます進んでいくことが予想されます。
続いて「進路指導・学校生活について」進路指導部長の白井先生のお話です。「質実剛毅」「協同自治」を建学の精神とし「自律/自立学習者の育成」を教育目標としています。「付属校だからこそできる進路設計で、充実した中学・高校生活を実現」を掲げています。中学校では先取り学習は一切行わず、思考力・表現力の基礎となる学力を着実に伸ばすとのことです。中入生約160名、高入生約150名ですが高校スタート時から混ぜます。明治大学推薦合格者は80.5%で、推薦基準を満たしながら他大学に進学した17名を加えると86.0%に達します。推薦枠はさらに増える方向にあるとのことです。
最後は29年度入試結果・30年度募集要項について広報主任の芦澤先生からお話がありました。29年度から従来の形式による入試(A方式2月1・3日140名)に加えて、4科総合問題による入試(B方式2月5日20名)をスタートさせました。B方式には公立中高一貫校を志望する生徒も多く集まったようです。各回とも出願者・受験者を大きく伸ばしており、30年度も付属校人気に支えられて予断を許さない状況が続くものと思われます。合格者は男女比が1:1に近づくように決定され、A方式の繰上は第2回からだけ出すとのことです。30年度の募集要項に大きな変更はありません。