学校図鑑
2017.05.19
2017年5月19日 三輪田学園中学校・高等学校 塾対象説明会
今日は市ヶ谷駅から徒歩7分、外濠を望む高台にある三輪田学園の塾対象説明会に行ってきました。三輪田学園は今年開学130年を迎えた1学年170名ほどの小規模な女子校で高校募集はありません。2005年に始まった校舎の全面改築は2010年に完成し、広い敷地とは言えないものの校舎の中は実に広々としています。
最初は校長先生のお話からで、130年を迎えて新たな一歩を踏み出した三輪田のキーワードは「つながる」とのこと。「誠のほかに道なし」を校訓とし、「徳才兼備」の女性の育成をめざす学校です。
続いては教頭先生からの英語教育のお話でした。「伝える」「つながる」ツールとしての英語という視点から、2020年入試改革に対応するべく4技能を伸ばす指導をしていくとのことでした。
次は進路指導室長先生からの説明がありました。注目すべきは実進学者数で、国公立13名、早慶上理15名(うち早稲田8名)、G-MARCH24名(うち立教11名)、医歯薬・看護医療系21名。卒業者数が162名であることと、失礼ながら入り口の偏差値を併せて考えるとかなり立派な合格実績だと思います。
そして、2017年度入試総括・2018年度入試の説明となりました。注目点は2月1日午後入試が2教科で新設されることです。募集人員は20名ですがある程度の数の合格者を出すものと思われます。2018年度の目玉の一つになりそうです。
その後、数学科・国語科の先生から2017年度入試問題の分析についてのお話を伺いました。大変わかりやすい説明でした。
説明会はこれで終了となり、そのあとは校内見学でした。校内の落ち着いた色調はこの学校の特徴をよく表していると感じました。施設で印象に残ったのは25メートルの温水プールとふたつの大きな体育館でした。