学校図鑑

2018.05.24

2018年5月24日 城北中学校 塾対象説明会

今日は昨年に引き続き、東京メトロ有楽町線・副都心線「小竹向原駅」から徒歩20分のところにある城北中学校・高等学校に行ってまいりました。新所沢駅からは約40分電車に乗りますから1時間ほどで学校に到着します。

はじめに校長の小俣力先生のご挨拶がありました。「城北の教育」についてのお話で、建学以来の教育目標が「人間形成と大学進学」であること、さらに人間形成とは「社会に有為な人間の育成」「社会を支え、社会を導くリーダーとして活躍する人間の育成」であることの説明がありました。

次は入試委員長の清水先生からのお話で、平成31年入試は大きな変更はないとのことです。
続いて各教科の主任の先生方から入試の基本的な考え方等の説明がありました。
[1]理科(中村先生) 単なる暗記力や知識だけの問題だけではなく、「①実験・観察に基づく問題 ②計算力が問われる問題(主に物理、化学) ③グラフ作成、作図、記述問題」を多く取り入れる。
{2}社会(直井先生) 地理・歴史・公民の配点は25点・25点・20点です。コメント・注意点としては「①基礎問題を確実に解くこと(合否の分かれ目になる) ②過去問を繰り返し解くこと」が強調されました。
[3]算数(風間先生) 差がつくポイントについては、「①最後まで解ききる計算力 ②標準的な平面図形、空間図形の演習 ③標準的な例題+ひと手間が加えられた問題」とのことです。対策としては、「●早く正確に計算できる力を身につける ●図形の基本的性質や、相似図形、立体図形などを把握する力を身につける ●問題文を正確に把握し、数量的関係を的確に判断できる力を身につける」ということです。
{4}国語(仁科先生) 平成29年度より中学入試の出題形式が変わり「小説の読解問題(90点)+漢字問題(10点)」となりました。読解問題では、従来多く出題していた抜き出し型や選択肢型の問題を減らし、長文記述に加えて短文記述の問題も出題するようになっています。平成31年も同様の傾向です。

最後は進路指導部長の加門先生から「平成30年度 大学入試結果」についてのお話です。
卒業生約360名に対して、国公立大学は126名(現役81)うち東大・京大・東工大・一橋43名(30名)です。文系16名に対して理系110名で、圧倒的に理系が勝っています。私立大学では、慶應107名(現役69)・早稲田132名(93名)・東京理科大129名(80名)を中心に1129名の合格が出ました。医学部は国公立15名(9名)・私立40名(19名)です。

説明会終了後、会場に残って少しお話を伺ってきました。①現役進学率は約55%であること ②現役のときは本当に行きたい大学しか受けない・他の大学に受かっても行かない生徒が多いこと ③本郷中学との比較では、入り口の段階では本郷の方が上位の生徒を集めていること、④男子校ではあるが現在英語教育はかなり充実している、などのお話が聞けました。

この後は恒例の学食でのランチです。

美味しくいただきました。サラダがあったのもうれしかったです。

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